地区の公民館をコミュニティセンターに移行し、活用の幅を広げることはできないのか?

成田市の皆様こんにちは、成田市議会議員の中島たつやです。
2年目の一般質問から抜擢した内容を記事にしたいと思います。

※一般質問ってなに? 議員が気になっていること、報告や説明を求めたいことを議場で聞くことができる場です。議会では執行部(市長と市役所の人)が議案(議論してほしいこと)を選びますが、一般質問では質問内容を議員が決めることができます。

■質問

全国的に公民館の活用に課題を抱えている自治体が多く、利用者も限られるケースが多い。特に子どもやお母さん、お父さん世代の若い人たちの利用が少ない。成田市には中央公民館を含めてニュータウン地区4公民館、各地区に9館あり、合計で13の公民館がある。公津の杜や三里塚にあるコミュニティセンターのような活用ができないのか。また公民館の更なる活用の可能性はないのか。

■市の回答

公民館は地域住民にとって身近な学習拠点というだけではなく、交流の場としても重要な役割を果たしていることから使用許可基準の見直しも進め、コミュニティセンターに移行した事例などを参考にしながら公民館の在り方を検討する。

■なかたつコメント

公民館でイベントを行う際にキッチンカーの出店を許可するなど、地域の特産品の販売、ダンス教室などの習い後を実施する例文部科学省から示されています。公民館の立地を活かした活用ができるよう今後も提案していきます。

※公民館は教育委員会が所管する社会教育施設という位置づけです。社会教育や生涯学習など幅広い世代の市民への教育機関です。教育基本法と社会教育法のもと設置され、教育長がまとめています。

公民館に対し、コミュニティセンターは所管が市役所(市長部局)になり、市長がまとめていて、社会教育法の制限を受けないため、社会教育や生涯学習に加えて市民の相互交流など幅広いニーズに対応できる施設だといわれています。